村昭繊維興業株式会社

QUALITY & FACILITY

品質と設備

一つ一つに、神経を注ぐ。

どこにも真似できない品質を求めて、
小さなことを丁寧に積み重ねていく。
一つ一つの作業に、一切妥協しない。
わたしたちがもつ、糸づくりへの熱い思いと、
長年培ったノウハウが、
最先端設備があっても真似できない、
高品質を生み出します。

ウールのような
かさ高加工

かさ高加工とはポリエステルやナイロンに代表される化学合成繊維に熱と撚りを加えながら延伸することでフラットの糸がウールのような捲縮のある糸にする加工です。この加工を通じて単に形態の変化だけではなく、糸の物性が安定することで糸の強度が増し、染色の安定にも寄与しています。

物性的に安定させる
加工工程

かさ高加工は最新鋭の機械によって加工されており、その加工条件(糸速、ドラフト、ヒーター温度など)から1本1本の糸の加工状況(オンライン張力コントロール)までコンピューターによって管理されています。できた糸は機械だけに頼ることなく1本1本手に取り外観の異常がないか、また1本1本糸の表層を編んで染めて均一に染まるか全量検査しています。これらのことを徹底して行うことでお客様に品質の高い安心した糸を提供することができます。

複合加工で開発する
新たな機能糸

これまで様々な種類の糸を加工することで得た知識や経験をもとに糸の可能性を最大限に引き出す条件設定や生産を行ってきました。多様な特徴を持つ糸を合わせることで新しい機能を創りだす複合加工によって新たな糸の開発も行ってきました。近年ではその加工技術と混繊技術を基に独自の糸を開発して、特許を取得しました。これからも現場力を活かしてお客様にアッと驚く新しい糸を開発していきます。

現場で対応できる
小ロット多品種生産

海外のメーカーが得意とする単品量産ではなく、小ロット多品種生産や急に必要になってくるものに対してクイックレスポンスで迅速に対応できる現場力があります。それを支えているのは多能化したスタッフの協力体制です。

一つずつ人が見極める
品質管理の徹底

最先端の設備があっても、基本的に糸の品質を見極め、質の高い製品に仕上げるのは、そこに働く「人」です。加工される糸を手で触り、糸の状態を確認することで糸の質を上げていきます。1つずつ丁寧に見極めることが村昭の特徴です。

FACILITY

MURASHOの設備

最新鋭の加工機。
日本最大級の生産規模。

最先端の機械の導入で高機能、高付加価値の
加工糸を生産、開発しています。

TMT TMC-1

単糸加工から複合加工を得意とするオールラウンダー加工機。ヤーンパスが短く機動性も高く、極細の糸から太糸、ポリエステルやナイロンの加工も対応。

第1工場 2台保有  第3工場 1台保有
第2工場 4台保有

TMT ATF1500

最新鋭のツインスピンドル加工機。ノントルク糸や複合加工の生産性を飛躍的に向上。

第3工場 3台保有  第6工場 2台保有
第5工場 4台保有